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ストレスを受けると血圧が上がるというのは、医学的に証明されていますが、すべてのストレスが高血圧症になるというわけではありません。
ストレスというのは、暑さや寒さ、痛みなど身体に受けることによって発生するもの、不安や恐怖、不快など精神に受けることにより起こる2つの状態に分けられます。
また慢性的に起こるものか、急性で起こったものかでも分けられるので、ストレスといってもいろいろな状態があります。
さらに、ストレスに対する耐性は人によって異なるため、ストレスによる血圧の上昇の度合いは一概に決められません。
例えば同じストレス因子を持っていても、ストレス耐性が強い人だったら血圧の上昇幅は狭いですし、弱い人であれば広くなります。
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そして、慢性か急性かでも血圧に与える影響は違ってきますから、ストレスと高血圧症はイコールとは言えないのです。
とは言え、慢性的なストレスを受け続けると血圧は常に上昇している状態になるため、高血圧症になるリスクは普通よりも高まるので下げなくてはいけません。
ストレスによる血圧を下げる方法は、当たり前ですがストレスを解消することです。
人それぞれにストレスを受ける要因が異なるので、「これをすれば下がる」という確実な方法はありませんが、基本はどんな環境であっても必ず休むことです。
仕事でも家事でも、人間関係でも合間を見てリラックスタイムを設けましょう。
こまめに休憩をとって深呼吸やストレッチをする、休みの日は自分の好きなことをするなど自分の心と体を休めるように心がけることが慢性ストレスの解消になり血圧も下げる効果が期待できます。