病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
まず結論から言うと、現在の医学では筋肉萎縮症は完治しません。
現時点での筋肉萎縮症の治療というのは、薬物治療で症状の進行を抑えるか、リハビリ治療で麻痺状態を改善していくことしかできません。
筋肉萎縮症のリハビリ治療は、重症度に合わせて行います。
重症度は、1度は日常生活に支障がない、2度は細かい動作ができなくなるという軽度のものから、寝たきりになる6度、呼吸管理や栄養管理を要する7度というように分けられています。
症状の度合いを診察しながら、筋力が低下しないように中等度の筋力強化訓練を行ったり、ストレッチをしたり、装具を使ってリハビリ治療を行っていきます。
リハビリ治療では負荷をかけますから、逆に筋力が低下したり痛みが伴ったりすることがあります。
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筋力の低下や痛みは生活活動を低下させてしまうことになるため、医師やリハビリ専門医の管理下でリハビリを行わなくてはいけません。
完治しないのにリハビリを行ってもしょうがないと思うかもしれません。
しかし、リハビリ治療をしないと、さらに症状は進行してしまいますし、進行速度も早くなっていきます。
筋肉萎縮症の薬物治療は萎縮の悪化を押さえる効果しかありませんから、リハビリをしない限り不自由な状態が続きます。
そして進行すれば、それまでよりも困難な生活を強いられることになるのです。
最近は再生医療によって萎縮状態を改善する研究も進んでいるので、リハビリを頑張っている間に治療法が見つかる可能性もありますから、確立されていないとしてもしっかりリハビリ治療を行うことが完治への近道になります。