病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
介護施設に勤務しているのでノロウィルスが流行する時期はみんなピリピリして「怪しいと感じたら会社に絶対来るな!」と徹底している。高齢者に感染したら死亡する場合もあるからだ。
しかし、どんなに気を付けても来るものは来る、嘔吐と下痢をする人が出た。
「まさか?」と思った時はもう遅い、他の入居者に広がり不安に思って勤務を終えて帰宅した次の日ついに自分にも来た!
明け方にどうも下痢っぽいのが出そうで「え?」と思ったのもつかの間、猛烈な便意が遅いケツから水溶便が噴出した。
そして洗面台で胸からこみあげてきた昨日のメシを吐いた。「これか?これがノロウィルスか?」と半泣きでベッドで横たわったがまた便意・・・そして便の匂いがかすかに漂う洗面所でまた吐く・・・吐くものも吐いて出すだけ便も出して空っぽになったところで次に心配なのが勤務の変更だ。
スポンサーリンク
夜勤の職員と主任にノロの可能性を話し平謝りで勤務変更、職場も怪しげな雲行きだ。
朝一で医者に行けばお知りに棒を刺されて案の定ノロウィルスの診断、「脱水に気を付けて」と言われてコンビニでスポーツドリンクを大量購入し自宅待機。
そこからは「飲む→下痢、また飲む→下痢」の無限ループ、会社には「直るまで出てくるな!」とばい菌のような扱いをされてこれほど無意味で屈辱的な休日も無かった。
結局、ノロウィルスの感染源は委託している給食会社の調理職員からの感染で施設内はちょっとしたパニックで職員も何人か感染したが給食会社が保険に入っていたので微妙な見舞金がでた。
でも、あの下痢と嘔吐はもう御免だ。