友達のかすみ(仮名)が乳がんにかかっていると判明したのは、2011年でした。

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乳がんだと分かった時に、友達が抱いた感情

友達のかすみ(仮名)が乳がんにかかっていると判明したのは、2011年でした。


かすみは乳がんだと分かった時、とにかくかなり落ち込みました。


まず真っ先に頭に浮かんだ事は、死という言葉でした。


乳がんは命に関わる、大きな病気です。


なので下手したら自分も命を落とす事が有ると、心から心配したのです。


そしてまだ若かった事も有り、将来の楽しみが消えてなくなるのかと不安になったそうです。


結婚もせずに終わるのか高級ジュエリーを手にせずに死ぬのかと、夢が崩れていく様子を想像したら辛くてたまらなかったと言っていました。


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次に友達は、例え命を繋ぎ止められたとしても手術により乳房が無くなってしまう事を心配しました。


やはり女で居る以上乳房が無くなってしまうのは、想像するだけで辛かったのです。


だから数日間は、深く落ち込んでいました。


涙が止まらなくなったりも、したそうです。


でもある日、そうしている間にも病状は進行してしまうという事に気が付きました。


だから泣いたり落ち込んだりするよりも病気を治す事だけを考えようと思い直し、乳がんに立ち向かう決意を固めたらしいです。


結果発見が早い方だった事も手伝って、乳房を摘出しないで済みました。


そして手術から約4年経った現在も、再発はしていません。


乳がんの完治の目安は5年~10年の間に再発しなかった場合だとされているため、友達はまだ経過観察中です。


しかし手術後は普通の生活を遅れているので、気持ちは安定しているとの事でした。

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