関節リュウマチ治療中は感染症に弱くなってしまうのはなぜでしょうか？リュウマチとは免疫機能の異常なため、治療中は免疫機能が低下してしまいます。そのため自身での手洗いやうがいの徹底、マスクの使用など慎重な予防が重要となります。

関節リュウマチ治療中は、感染症に弱くなるため注意しなくてはいけません。

治療中に感染症にかかりやすくなる理由は、関節リュウマチの原因が免疫異常にあるからです。

人間の周りには、空気中や水、土、食べ物、そして自分自身の皮膚などにもあらゆる細菌やウイルスが存在しています。

ですので、生活活動を行っていれば、あらゆる細菌やウイルスが侵入する状態にあるのですが、それでも病気になりにくいのは免疫機能が働いているからです。

人間の体の中では、白血球などの免疫細胞が血液に乗っかって体内を循環しながら、細菌などの異物の侵入や発生を監視しています。

そして異物を見つけると、免疫細胞が攻撃をして取り除くという免疫機能が常に働いています。

だからこそ簡単に病気になることはないのですね。

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ですが、この機能に異常が起こると、細菌やウイルスを見つけても攻撃しなくなったり、または攻撃力が低下して取り除くことができません。

そのため体内に細菌が侵入して、感染症が引き起こされてしまうのです。

関節リュウマチは、免疫機能に異常が起きて正常な細胞を攻撃してしまい、そのせいで関節に炎症が起こることで発症します。

つまり治療中はまだ免疫機能が正常に働いていない状態になるため、感染症に弱くなってしまうのですね。

もちろん医療機関ではリュウマチの治療中は特に感染症予防に気を配っていますが、細菌やウイルスはどこにでも存在しています。

ですので病院に頼るだけではなく、自分でも手洗いやうがいの徹底、外出時はマスクをつけるなどの対策を行いましょう。