病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
肋間神経痛とは、体の側面部分や背中、みぞおちなどに激しい痛みが起こる神経痛の一種です。
突然発症する肋間神経痛の原因は、大きく分けると内臓疾患や感染症などの病気、運動不足やストレスによる神経の圧迫や血行不良の2つがあげられます。
ただ、病気であれば原因がはっきり特定出来るものの、ほとんどの場合、原因が特定出来ないのが肋間神経痛の特徴ともいえます。
病気などが原因ではない場合は、基本的に疲労もしくはストレスによって痛みが発生すると言われています。
ですが疲労やストレスで肋間神経痛が起こるメカニズムははっきり解明されていませんし、いくつかの要因が重なって起こっていることもあるため完治させるのは難しいのが現状です。
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痛みの症状というのは個人差はもちろん、部位によっても異なります。
側面部やみぞおちに痛みが発症する場合は、骨が折れて突き刺さったような感覚だったり、骨の間に棒が食い込むような感覚が起こります。
また、骨の間の痛みだけではなく心臓や肺が痛むこともあるようです。
背中の場合だと強い張りを感じたり、突っ張るような感覚の痛みが起こります。
痛みは数秒で終わることもありますが、数分続くこともあり、いずれにしても度合いも症状も人によって異なるので、肋間神経痛とは気がつかないことも少なくありません。
肋間神経痛は病気が原因でなければ自然に治る可能性もありますが、症状が悪化することもあるので、頻繁に痛みが起こる場合は医療機関を受診しましょう。