大腸癌は死にも至る恐ろしい病気ですが、その原因としてタバコとアルコールが強く関係しているのをご存知でしょうか?タバコには発がん性物質が含まれており、大腸に運ばれることで大腸癌となるリスクを持っているため、少しでも量を減らすことが重要です。タバコやアルコールについてご紹介しています。

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死にも至る恐ろしい大腸癌の原因にタバコやアルコールが関係?

大腸は盲腸、結腸、直腸、肛門から成る器官で、老廃物や不要な食物を大便に形成する役割を持っています。


また、体内最大の免疫器官でもあり、感染症を予防して病気から体を守る働きもしています。


この器官に異常細胞となる癌ができるのが大腸癌で、死亡率は多少減少傾向にあるものの、羅患率は横ばいで死亡原因の上位にあるのは変わりありません。


大腸癌の原因はいろいろありますが、もっとも羅患率を高めるのがタバコとアルコールです。


タバコやアルコールはあらゆる病気の原因となりますが、大腸癌の発症率も高めます。


タバコには発がん性物質が含まれていて、煙を吸うことで気管や肺にこれらの物質が吸収されていきます。


これが血液や他の老廃物などに混ざって大腸に運ばれると、そこで異常細胞が形成されてしまい大腸癌になることがあります。


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実際に、大腸癌の患者の大腸から、タバコの発がん性物質が検出されている研究データもあるので、タバコは大腸癌の原因と言えるのです。


また、アルコールは肝臓で分解されますが、その時アセトアルデヒドという物質が生成されます。


このアセトアルデヒドは大腸の粘膜を傷つけてしまい、そこから異常細胞が形成されることも分かっています。


適度な摂取量であれば、大腸を傷つけるほどアセトアルデヒドが生成されることはありませんが、毎日飲酒をしたり、大量のアルコールを摂取すると常に大腸にダメージを与えることになるため大腸癌のリスクが高まります。


どちらも止めるのは難しいですが、大腸癌は死に至る病気ですから、そのリスクを減らすためにもせめて量を減らすようにしたいですね。

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