病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
家族が『アルツハイマー型の認知症』と診断されました。
今、思い返すと、確かに、何年も前から少しずつ兆候はありました。
でも、歳のせい…と軽く流してしまって、病院には行っておりませんでした。
そして、本人も、“自分が何か変…”と、気が付いてはいたと思いますが、気が付いているがゆえに、プライドもあり、認めたくなく、病院に行くのを拒んでおりました。
なんとか説得し、病院で検査を受けたのは、結構症状が進んでしまってから…。
結果は、やはり『認知症』。アルツハイマー型のものでした。
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診断後は、進行を遅らせる…といわれるお薬を服用…しかし、病院に行くのが遅くなっていたためか、お薬を服用していても、確実に症状は進行してしまっております。
一番ショックだったのは、帰宅した私の事を家族と認識する事ができなくなり、他人のように話しをし、「もう夜だから暗くなると危ない。早く帰ったほうがいいですよ」と言われた時…涙が出ました…。
しかし、本人は何故私が泣いたのか、理解できていませんでした。
また、症状が進行するにつれ、表情があまり変わらなくなってしまいました。
今は『認知症という病気』を受け入れ、少しでも笑顔にしてあげられるように、取り組んでおります。
笑顔になってくれると、本人だけでなく周りみんなが嬉しくなれますから!
ただ、いつまで私を私だと覚えていてくれていたの?と考えると辛いのは事実…。
もっと早く病院に連れて行って、もっと早くお薬を飲んでいたら、もしかしたらまだ私を家族として認識しての笑顔を見られていたのかも…と悔やまれます…。
皆さん、『認知症は病気』です。
進行すると、本人も家族も苦しくなります。
歳のせい…と、軽く流さず、あれ?と思ったら是非とも早く病院での診断を…お勧めします。