病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
私の祖母は今、認知症を患っています。
もう何年も前から発症していました。
しかし診断を受けたのはほんの1年前です。
きっかけは明らかに症状が進行したためでした。
はじめは物忘れ程度だったのが、最近では誰かが盗んでいった、というような被害妄想をするようになっています。
はじめは言われるたびに探して間違いを諭していました。
しかし今はそれを諭すこともできないほど症状が進行しています。
またごく最近のことを覚えていることができなくなりました。
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なので同じことを何度も聞くのは今では、当たり前になってしまっています。
そして昔の話を永遠にするのです。しかも同じことを何回も繰り返すようにして話します。
なので途中で嫌になることも正直ありました。
しかしこのすべてが今の祖母なのだと気づいた日から、私の中で気持ちが変わりました。
そこで認知症の祖母と向き合う大切さに気付いたのです。
どのように向き合うか考えたときに、私が思いついたのは会話をすることでした。
お互いが納得や満足するまで話すのです。
すべてを否定するのではなく、一緒に何かすることで認知症の祖母も納得してくれるようになりました。
何かあるとつい強い口調で言いたくなりますが、私は諭す気持ちで祖母と向き合っています。
今は私の大好きだった頃の祖母とは別人のようになってしまいましたが、祖母は祖母、今でも大好きなままです。
なのでこれからも認知症と、祖母と両方と向き合っていきたいと思います。