病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
最近体調が思わしくないなと感じたのは、社会人になって2年目の時でした。
暑い季節でもないのに急に汗が止まらなくなり、手や足が震えるのです。
症状が出始めて何ヶ月かは気のせいだろうと思うようにしていたのですが、状態はどんどん悪化していきました。
新しい仕事を任されると動悸がして、やばいと思った次の瞬間には汗が滴り落ちているような状況でした。
いつも片手にハンカチを手持ち仕事をしているので、周りからも不思議そうに見られました。
その視線がまた私の胸に突き刺さり、さらに汗が大量に吹き出すといった事態に陥っていました。
見かねた同僚が、症状が普通ではないから病院へ行った方が良いと促してきました。
私も心のどこかで早めに受診しなければいけないと思っていたのですが、受診科はきっと精神科か心療内科になることを考えると足が重たくなってしまうのでした。
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日が経つにつれ、状態は良くなるどころか悪化の意図をたどりました。
とうとう仕事にも支障が出始めた頃、やっと私は心療内科を受診する決心をしました。
心療内科は何となく精神科よりは敷居が低く感じられたので、一度診察してもらうことにしたのです。
診断は自律神経失調症というものでした。
ストレスから自律神経の働きが乱れているということで、軽い安定剤と睡眠薬を処方されました。
うつ病だとばかり思っていた私は拍子抜けでした。
ただ、そこまで体が疲れ果てていたのかと思うと、なんだか少しホッとしたのでした。
考えてみれば、毎日毎日残業が続き、休日出勤も普通になっていました。
その割に給与は安く、自分の時間もありません。
そのことがいつしか大きなストレスとなり、不眠や食欲不振に陥ることになりました。
今回のことは自分を知る良いきっかけとなり、その後仕事を退職しました。
今はのんびりとした新しい職場で楽しく働いています。