胃癌になりやすい年齢や年代についてご紹介している記事です。胃癌発生率の高まる年齢について、その生活習慣の変化や体内機能の変化など根拠を交えて説明しています。一定の年齢を超えたら定期的な検診を受けることが必要になります。

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胃癌リスクが高まってくる年齢や年代について注目してみよう

近年は、食生活の欧米化などで胃癌を発症する年齢も若年化しているため、若い人でもかかることがあります。


また、高齢化社会に伴い70代や80代になってから胃癌にかかる人も増えています。


しかし胃癌リスクが高まる年齢というのは昔から変わらず、40歳以降のいわゆる中高年世代になります。


この年代は体内機能が急激に老化していくため、胃癌が発症する確率が高くなるのです。


子供のころは親が食生活を管理してくれますが、成人になると自分の好きなように食べたり飲んだりします。


特に社会人になると、お酒を飲むこともありますし外食も多くなります。


そのため高脂肪高カロリー高塩分などで毎日胃に負担をかけ続けてしまい、長年の負担が積み重なりと体内機能が低下が合わさる40代以降に胃癌が発症しやすくなるのですね。


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体内機能の中でも、40代からの衰えが顕著なのが免疫機能です。


免疫機能が衰えると、遺伝子の修復が遅れてしまうため細胞が突然変異して癌化しやすくなります。


また働き盛りの年代というのは睡眠不足になりがちで、細胞を再生させる成長ホルモンが不足します。


傷ついた細胞が再生されないと、体内のあらゆる臓器の働きが低下するため、これらの影響によって胃に負担がかかることも胃癌のリスクを高めます。


もちろん胃癌は何歳であってもかかる可能性はありますが、40歳というのは一つの節目ともいえます。


ですので、胃に何らかの不調がある場合はもちろん、特に胃腸に何の症状もなくても、40歳以降は年に1度の検診を受けるようにしましょう。

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