下痢や便秘などの胃腸のトラブルが激しい場合は、胃癌に関連しているのか知っていますでしょうか?これらはよくあるトラブルであるものの、状況次第では胃癌に繋がります。胃癌の検査の重要性とそのほかのリスクについてご案内しています。

健康ナビ

病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。

▼MENU

下痢や便秘が激しい時は胃癌の可能性あり?その関連とは

下痢や便秘というのは、食生活が不規則だったり運動不足だったり、暴飲暴食をすれば起こる症状です。


頻度や度合いに違いがあるとしても、下痢や便秘は特に珍しい症状ではありません。


また、便に対してあまり関心がない場合は、下痢や便秘が激しいとしても他に不調がなければ放っておいてしまう方も多いようです。


しかし下痢や便秘は胃癌の初期症状の一つでもあるので、あまりにも激しい場合は注意が必要です。


胃癌が直接下痢や便秘を引き起こすわけではありませんが、胃癌になると胃や腸が硬くなったり、胃が炎症を起こして食べ物をきちんと分解できなくなります。


胃や腸の柔軟性がなくなると、便を肛門まで運ぶ働きである蠕動運動が低下します。


いくら便が形成されても、蠕動運動が起こらない限り腸内にどんどん蓄積して、有毒物質を発生させます。


スポンサーリンク



この有毒物質は腸内環境を悪化させるため、さらに便秘が続くことになるのです。


また胃で食べ物がきちんと分解されないまま腸に運ばれると、消化不良が引き起こされます。


消化不良が起こると、便が形成されずにそのまま排出されるため下痢になってしまいます。


このように、胃癌は下痢や便秘を引き起こす要因となるため、例え珍しい症状じゃないとしても激しい場合には検査をしておくと安心です。


胃癌による下痢や便秘は基本的に市販薬では治りませんが、薬に配合されている成分によっては胃癌の症状を抑えてしまい発見を遅らせる原因となります。


ですので、激しい下痢や便秘が続くとしても薬に頼るのではなく、まずは胃癌の検査を受けておきましょう。

スポンサーリンク