病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
逆流性食道炎の原因というと、ストレスや暴飲暴食、アルコールの過剰摂取や喫煙などが挙げられるので、大人に起こる病気と言うイメージが強いです。
しかし、こういった発症原因を持たない子どもや赤ちゃんでも逆流性食道炎を発症することがあります。
赤ちゃんの場合だと、胃の形が成人と違い牛乳瓶のようになっているので、胃酸の逆流を防ぐ下部食道括約筋がうまく働きません。
それに臓器や筋肉も未発達ですし、基本的に母乳やミルク、離乳食など逆流しやすいものが主食なので逆流性食道炎になりやすいです。
赤ちゃんは成長とともに臓器や筋肉が発達していきますから、逆流性食道炎もほとんどが自然に治ります。
子どもでも下部食道括約筋がうまく働かないことが多いですし、胃の容量も小さいことが逆流性食道炎を発症することがあります。
また、子どもは好きなものをたくさん食べてしまう傾向にあるため、お菓子や唐揚げなど油分の多い料理を食べ過ぎて発症することもあるようです。
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基本的には、子どもや赤ちゃんが逆流性食道炎になったとしても薬を使った治療は控えるため、親が発症させないように注意しましょう。
子どもの場合だと、油分や脂肪分を摂りすぎないように管理したり、一度のたくさんの量を食べ過ぎないように気をつけてあげるといいですね。
赤ちゃんはミルクの量を減らしたり、きちんとゲップをさせたり、飲食後はできるだけ起きた姿勢にするなど工夫してください。
いずれにしても子どもや赤ちゃんは自分で予防ができないので、親が量や食べ物の内容に注意することが大切なポイントです。