逆流性食道炎は睡眠で改善させることが可能です。寝ている時の姿勢が胃液の流れへの影響を与えているため、これらを見直すことで食道への胃液の侵入を防ぐことが可能なのです。質の高い睡眠方法を学んでおき、実生活に役立ててください。

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逆流性食道炎の症状を緩和させる睡眠方法のコツとは

炎症を起こす逆流性食道炎は、軽度の症状であっても胸やけやむかつき、胃もたれなど辛い症状を引き起こします。


このような症状は、寝るために横になることでさらに胃酸が逆流してきて悪化することもあります。


ですが、ちょっと睡眠に入る前の行動を少し変えるだけで症状を緩和させることもできるので、自分の睡眠方法を見直してみましょう。


起きていれば食道よりも胃が下になりますが、横になると同じぐらいの位置になってしまうため、どうしても胃酸が逆流しやすくなります。


胃酸は食べたり飲んだりすると分泌されるので、まず大事なのは寝る前に飲食をしないことです。


具体的に言うと、最低でも食事は寝る2時間前に済ませておきましょう。


胃の中の食べ物が消化されれば胃酸もなくなりますから、夕飯は出来るだけ早めに取るのが理想的です。


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ただしたくさん食べたり、消化の悪いものを食べると消化までに時間がかかるので、消化に良いものを適度に食べるようにしてください。


そして、実際に寝る時の姿勢ですが、普通なら消化を促進するために右を下にするとよいと言われますが、逆流性食道炎の場合は逆です。


胃と食道のつなぎ目というのは右から左に下がっているので、右が下になると余計に逆流しやすくなりますから、左を下にして寝るようにしましょう。


もし仰向けじゃないと眠れない、という場合は、出来るだけ枕を高くして食道より胃が上にならないようにするといいですね。


このように、ちょっとしたことでも気をつけると症状を緩和出来るので、質の高い睡眠をとるためにも食事のタイミングと寝方に気をつけてみてください。

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