認知症の初期段階での症状と、早期発見のポイントなどを掲載している記事です。物忘れはその一つですが、認知症の初期段階と加齢による物忘れには大きな違いがあります。話のつじつまがあわなくなったり、家事の手順がわからなくなる、などもその一つです。

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認知症の初期症状によくみられるパターンとは?早期発見のポイント

認知症は放っておくとどんどん進行しますが、早期発見をすれば進行をストップしたり、最近では改善される症例もあります。


初期症状のパターンを知っておくことは早期発見のポイントとなるので、しっかり覚えておきましょう。


まずもっともよくみられるのは、物忘れがひどくなるという症状です。


物忘れは年齢に関わらず起こるものですが、認知症の初期症状の場合は、通常では考えられないぐらいひどい物忘れが起こります。


同じことを何回も聞いたり、話したり、ついさっきまで話した内容を忘れたり、常に探し物をしていたり、自分で失くしたものを盗られたと思い込んだりというような症状が重なって起こるのが、典型的な認知症の初期症状です。


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次に多いのが話をしていてもつじつまが合わない、料理や掃除の手順が分からなくなる、運転ミスをする、テレビを見ていても内容が理解出来ないなど、理解や判断ができなくなるという症状です。


また、約束の時間を間違えたり、知っている道でも迷ったりするというようなこともよく見られる初期症状のパターンです。


人によっては、気遣いが出来なくなる、怒りっぽくなるなど人格や性格が変わってしまうこともあります。


一つ一つの症状は些細なことなので見逃しやすいですが、こういった症状が頻繁に見られるようになったら認知症の初期症状の可能性があります。


認知症を認めるのは辛いことですが、そのままだと急激に進行してしまうこともあるので、おかしいなと思ったら念のため医療機関を受診しておきましょう。

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