家族が認知症になってしまうのはとても辛い事ですが、専門の医師の受診やプロの介護を受けて、暮らし方についての指導を受ける必要があります。生活のスタイルを変えないことが重要で、本人が安心できる環境を作ることが大切です。

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もし家族が認知症になってしまったら?接し方や暮らし方について

家族が認知症になる、というのはとても辛いことですが、それでも目を逸らすことはできません。


確かに専門知識もないのですから、何をどうすればいいのか戸惑ってしまうかもしれませんしが、まずは認知症の知識を身につけるために専門医を受診してください。


認知症によっては治療で治ることもありますし、プロの介護を受けるためにも受診は必要不可欠です。


またいくら家族であっても、独自の介護法では病気を進行させてしまうかもしれませんから、介護保険サービスを利用して接し方や暮らし方の指導を受けるのが正解です。


それでも、慣れるまでは接し方が難しいでしょう。


認知症は周りも大変ですが、なってしまった本人も記憶が曖昧だったり、今までできたことができなくなるなど苦しい思いをします。


そのため常に不安を抱えている状態なので、とにかく安心させてあげることが一番です。


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意味が通じなくても責めない、とんちんかんなことを言っても否定しないなど、どんな状態でもまずは受け入れてあげてください。


会話が困難なら、手を握る、肩を抱くなどのスキンシップや、笑顔を見せるなどで安心させてあげましょう。


暮らし方は認知症の度合いによって異なりますが、大事なのは生活スタイルを変えないことです。


認知症になると新しいことや変化についていけなくなるので、家庭内の設備や環境はそのままにしておきます。


場所が分からなくなった場合は、張り紙でトイレやお風呂、洗面所など目印をつけておきましょう。


とにかく、介護者が神経質になると神経にしわ寄せがきますから、介護のプロにアドバイスをもらってゆっくりと慣れていきましょう。

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