病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
考えなくても分かることですが、認知症の介護はとても大変です。
症状の度合いは違いますが、簡単に言うと大人が赤ちゃんのようになってしまうのが認知症です。
今まで出来ていたことが出来なくなる、言葉が分からなくなる、意味不明なことを言うなどの症状が出ている人の面倒を見なくてはいけませんし、しかも怒ってはいけないのですからストレスも溜まります。
最初は「病気なんだから」と思えても、介護は毎日のことですし、いつ終わるかも分かりません。
息抜きも簡単にできないので、もし介護を一人でしていたらストレスは溜まる一方です。
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また、認知症が進行すると介護拒否や言葉の暴力、時には暴れたり手を出す暴力を受けることもあります。
このような状態の患者を、怒らずじっと我慢して介護するのは想像を絶する辛さでしょう。
それに、例え感情が爆発して怒ってしまったとしても、冷静になってから介護者は病気の人を怒った自分を責めてしまいます。
いずれにしても、認知症の介護は楽なことではありませんから、介護疲れをしてしまうのは当然と言えるでしょう。
こういった状態にならないためにも、介護は一人で頑張りすぎないことが大切です。
家族がいるのであれば、情報を共有して介護を分担しましょう。
他に家族がいない場合は、介護サービスを利用したり、金銭的にきつい場合でも市町村役場に相談してみてください。
どんなに愛する家族であっても、認知症患者を介護するのはとても大変ですから、患者のためにも介護の負担を減らせるようにしましょう。