病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
認知症は放っておくと進行しますが、その代わり適切な方法を取ることで遅らせるのも可能です。
もちろん、認知症の度合いによってどれぐらい遅らせられるかは人によって違いますが、それでもやるに越したことはありません。
方法を知っていればすぐに実践できますから、しっかり覚えておきましょう。
まず、一番簡単に実践できるのは指先を使うことです。
これは医学的に認められている方法ではないものの、民間では多くの介護現場で実践されている認知症を遅らせる方法です。
指先を使うと脳に刺激が与えられるので、これが脳細胞を活性化して死滅を防ぐと考えられています。
指先を使う方法はいろいろありますが、文字や絵を描くというより、タンバリンやピアノなど適度な刺激を与えるものが良いでしょう。
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一般的に遅らせる方法として良いと言われているのは、趣味など生きがいを持つことです。
趣味があったり生きるための目的があると、その目的に向かって脳が働くので、認知症の進行を遅らせることができます。
アメリカの研究でも、生きる目的が明確になっている人は、脳に変化が起きても症状が出にくくなるというデータがあります。
生活環境によって持てる目的が異なりますが、少しでも生きる楽しみを持つことは認知症の進行を遅らせます。
生きる目的じゃなくても、簡単な家事を任せたりするなど生活の中で目的を持たせてあげるもの、認知症にはとても良いことなので、危なくないことはどんどん任せてみるといいですね。
また、体を動かすことも認知症の進行を防ぐのに効果的ですから、付き添って散歩をするなど、できるだけ体を動かす環境を作ってあげましょう。