お風呂のお湯を経由してノロウイルスが感染することはあるのでしょうか？ノロウイルス感染者がお風呂に入る場合の注意点に加えて、その感染リスクについても詳しい情報をこちらで参照できますので、基礎知識としてぜひチェックしておきましょう。

ノロウイルスというのは、ノロウイルスに汚染された食品からの感染、もしくはくしゃみや咳などウイルスを含む小粒子によるヒト感染、感染者が触れたものを介してウイルスが体内に入り込む間接的な感染が原因というのが一般的です。

しかし、実はもう一つ感染しやすい経路が存在していて、それがお風呂なのです。

お風呂は体を洗う場所ですから、ウイルスなども綺麗さっぱり流れていくイメージがあるかもしれません。

ですが、ノロウイルスは生命力が強いため、お湯の中でも長時間生命を保ち続けます。

また浴室の床や椅子、洗面器などに付着すると、しっかり掃除をしない限り長時間居座り続けるため、大まかに言うとノロウイルスはお風呂のお湯を経由して感染することもあるのです。

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お風呂に入る場合は、まずは体を洗うのが一般的ですが、この時肛門周りなどに洗い残しがあるとお湯に浸かった時にウイルスが拡散してしまいます。

つまり湯船にはノロウイルスが浮遊している状態ですから、そのお湯に浸かると感染してしまうのです。

体を洗えばしっかりウイルスが落とせるという先入観があるので、お風呂のお湯に対しては油断してしまう方も多いでしょう。

しかし、お湯も感染経路の一つですから、感染した人の後に入らないようにするのが感染を防ぐコツです。

小さいお子さんが感染している場合は一緒に入らなくてはいけないこともありますが、こういった時にはシャワーだけで済ませるようにしてください。

そして、感染者の入浴後は残り湯はすべて捨てて、浴室内もしっかり掃除をしておきましょう。