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除菌スプレーというとアルコールが原料となっているものが主流ですが、ノロウイルスにはアルコール除菌はまったく効果がありません。
ノロウイルスを除菌できるのは次亜塩素酸ナトリウムだけなので、除菌スプレーは必ず次亜塩素酸水を選びましょう。
ただし、次亜塩素酸水の除菌スプレーはあらゆるメーカーから発売されているので、選び方には注意が必要です。
どの商品も除菌効果をうたっていますが、中にはノロウイルスに対しての効果がない、もしくは低いものもあるのです。
効果がない商品を見分けるポイントは、化粧品などと同じく濃度です。
次亜塩素酸水の濃度単位はppmで、商品によって100ppmや200ppmなど濃度が異なります。
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当然ですが、濃度が低ければその分効果も低くなりますし、濃度が高ければ高いほど除菌率も高くなります。
一般的に水で薄められている商品は安いですが、中には濃度が低くても高額な商品もあるので、値段ではなくしっかり濃度をチェックしてください。
ここで気をつけたいのは、高ければ良いというわけではないことです。
中には800ppmや1000ppmなど高濃度の商品もありますが安全性が危うくなるので、除菌スプレーとして使うなら200ppm程度のものを選びましょう。
使い方は、極端に言うと手足が触れる部分、食材などが触れる部分すべてに使うのがベストです。
テーブルや椅子、ドアノブ、トイレ、洗面所、キッチン、電気スイッチ、おもちゃ、調理器具などは、スプレーをして清潔なタオルや紙ペーパーなどで拭き取りしっかり水拭きします。
除菌はやりすぎということはないので、掃除の時には除菌スプレーを使うようにすると安心です。