知人女性は、50代の看護師です。 昨年乳がん検診を受けたのですが、ステージ2の乳がんが見つかりました。

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乳がんと戦う50代の知人女性

知人女性は、50代の看護師です。


昨年乳がん検診を受けたのですが、ステージ2の乳がんが見つかりました。


彼女は取り乱す事なく毅然とした態度で、自らの癌を受け止め手術の望んだのです。


手術は無事に成功しましたが、抗がん剤投与がとても辛かった様です。


抗がん剤の副作用として、強い吐き気や髪の毛が抜ける、そして体力も落ちているので少しでも無理をすると、すぐに熱を出してしまうとの事。


食事が喉を通らず、点滴をしている姿は痛々しくて涙が出そうでした。


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しかし、彼女はお見舞いに行っても看護師という職業柄決して弱気な言葉を吐きませんでした。


絶対に癌に勝って見せるとニコッと笑うのです。


そして「髪の毛が抜け落ちたわ。だけど今技術も進歩しているからさ。ウィッグを思いきって買ったよ」と私の前で装着し「素敵でしょう」と微笑んでくれました。


その笑顔が今でも忘れられません。


乳がんの手術をして一年後、彼女は又看護師として復帰しました。


当時から心優しい彼女でしたが、自分が乳がんになった事で更に患者さんの気持ちが分かる看護師にパワーアップしたのです。


検診は定期的に行っており今現在、再発はないようです。


夜勤もこなしとてもパワフルに頑張っています。


癌と向き合いながら一生懸命働く彼女。


ご主人や子供さん達は、そんな彼女をいつも温かく見守っています。


私も彼女から沢山の勇気をもらいました。


このまま、乳がんが再発せずにずっと輝き続けて欲しいと心から願っています。

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