病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
リュウマチの原因は加齢と思われがちですが、近年は発症年齢も若年化傾向にあります。
その理由は、リュウマチの大元の原因は免疫異常にあるからで、免疫異常には生活習慣が大きく関わっているからです。
生活習慣というと漠然としてしまいますが、免疫機能に特に影響を与えるのはストレスと食生活です。
現代社会では仕事や人間関係はもちろん、子育てや家計のこと、睡眠不足、政治や経済などの社会情勢でもストレスを感じることが多くなっています。
ですがストレスは目に見えませんし、過度のストレス症状が出ない限りあまり意識をしないことも多く、そのために解消するための対策を怠ってしまいがちです。
スポンサーリンク
ストレスが溜まると自律神経のバランスが崩れてしまい、それが免疫機能にも影響して異常が起こってしまいます。
ストレスの解消法でもっとも手軽にできるのは、質の高い睡眠や入浴です。
寝る前の1時間は、テレビやパソコンなどはいじらずゆったり過ごしたり、ぬるめのお湯に30分ほど浸かったりすると、睡眠の質を上げる副交感神経が優位になります。
食生活では、食事時間が不規則だったり加工食品を食べることが多い場合、腸内環境が悪化してしまいます。
腸は、体内に存在する免疫細胞の60%以上が集まっている部位なので、腸内環境が悪化すると免疫細胞の機能が低下したり、正常に働かなくなります。
腸内環境が悪化も目には見えませんが、便秘や下痢、胃もたれ、食欲不振などの症状が起こるので、このような症状が起こったら食生活を見直してください。
生活習慣をすべて見直すのは大変ですが、ストレスと食生活だけに絞れば改善も可能ですから、普段の生活の中で気をつけておきましょう。