病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
関節というのは、重たい物を持ったり無理な姿勢をして負担をかけることでも痛みますし、風邪のウイルスのせいで炎症を起こすこともあります。
そのため、例え関節に異常が起こっても、初期段階ではリュウマチなのか、それ以外に原因があるのかは見極めが難しいです。
ですのでリュウマチかもしれないと思ったら、自己判断ではなく医療機関で正確な診察を受けることが早期発見のポイントになります。
リュウマチの診断方法は、まず問診と身体観察を行います。
痛みやこわばりが起こる時間帯や頻度、症状の度合い、どのような状態で痛みが起こるのかなど、関節の状態を詳細に問診した上で患部を触診します。
次に、リュウマチの診断基準となる体内の症状を確認するために血液検査をします。
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血液検査は免疫学的検査と炎症反応を行い、リュウマチを起こすリウマイド因子が存在しているか、抗CCP体が陽性か、炎症の度合いを示す血沈やCCPの数値を調べます。
そしてさらに詳しく調べるために、画像検査も行います。
レントゲン検査は骨の状態を調べるために行うもので、リュウマチと診断した後も、骨の破壊など症状が進行していないか、定期的にレントゲンで検査をします。
リュウマチの診断が難しいときは、エコーやMRIで骨の状態を調べます。
また、リュウマチは1回の検査で確定できないこともあるので、複数回検査を繰り返す場合もあります。
痛みの度合いや症状だけで診断できないのは面倒ですが、検査をすることで正確な診断ができますし適切な治療を行えるので、しっかり検査を行いましょう。