病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
私のおばがうつ病でした。
おばはもともと、とても元気で明るくて、よく笑うしよく食べて友達も多くて、いつもテキパキ動いているような人でした。
そんなおばがうつ病になるきっかけとなったのが、子どもたちが巣立っていったことでした。
おばには息子が2人いましたが、今まで家事をして子どもたちを必死で育ててきたのに、一気にやることがなくなってしまい、自分が必要とされていないのではないかと思うようになってしまったのです。
スポンサーリンク
大好きだった料理もあまりしなくなり、おしゃれだったおばがどんどん外見にも気を遣わなくなってきてしまい、私も寂しい気持ちになってどうしたらいいかわからず、とりあえずネットや本でうつ病の勉強をして改善方法を探しました。
その中で、とてもいいなと思ったのが、おばを頼ることで役割を与え自信をつけさせることでした。
何もやることがない時間が増えたから気持ちも沈んでしまうなら、考える暇を与えなければいいんだ!と思い、さっそくおばに、生まれたばかりの私の子どもの布絵本を作って欲しいとお願いしました。
自分のためだけや、ただ時間をつぶすだけならやる気はおきないのですが、やはり人のためになるもわかるとおばは張り切って色々作ってくれて、少しずつ元気を取り戻すようになってきました。
うつ病だから労わることも大事ですが、役割を与えて自分は必要とされていると再確認させることも改善するひとつの方法なんだと知りました。
これからも時間をかけて、明るさを取り戻してほしいなと思います。