病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
今や、「うつ病」という名前を聞かない人はいないと思います。でも、どこからうつ病なのか、どんな症状がでるとうつ病と診断されるのか分かりません。
現在のうつ病は、アメリカの医学が定めた精神患者の分類指針をもとに診断されているのです。
診断基準は9つの症状が主にあります。さて、それはどんな症状なのかみていきましょう。
1つは気が沈んでる症状。
「憂うつだ」「落ち込んでいる」「悲しい」と思い悩んだ状態です。
2つは興味がわかず楽しめない症状。
これまで楽しんできた趣味や活動に、興味や喜びが持てなくなった、感じなくなった状態です。
3つは食欲が低下、体重が増減する症状です。
一般的にはうつ病は、食欲の低下が多く見られます。
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そのため、1ヶ月で数キロも減少してしまうのです。
それもまた珍しくはありません。
ですが、やはり何かしら食べなければなりません。
ですから、お腹に無理矢理押し込むことで体重の増減が発生するのです。
4つは寝付けない、夜中や早朝に目が覚める症状です。
うつ病にはよく不眠症があらわれます。
寝つきが悪くなるばかりではなく、早朝に目が覚めてしまいます。
5つは動作や話し方が遅くなったり、苛ついたりする症状です。
そればかりではなく、口数も減ったり、声が小さくなることもあるのです。
6つは疲れを感じたり、気力がわかないという症状です。
特になにもしていないのに、ひどく疲れを感じたり、身体が非常に重くなったりすることもあるのです。
7つは自分に価値がないと感じてしまう症状です。
これも特になんの理由もないのですが、自分を過剰に責めたり、過去の些細なことに悩んでしまうのです。
8つは仕事や家事に集中できなかったり、決断できなくなる症状です。
物事が進まなくなってしまうことすらあるのです。
9つはこの世から消えてしまいたいと思ってしまう症状です。
死んでしまったほうが楽だと考える症状です。