病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
みなさん「躁鬱病(そううつびょう)」という病気をご存知でしょうか?これは、精神病の一種です。
今回は、なかなか耳にしない「躁鬱病」についてご説明しようと思います。
躁鬱病の主な症状として挙げられるのが、気分の浮き沈みが激しいというものです。
躁鬱病は、気分がハイになる「そう状態」と気分が憂鬱になる「うつ状態」を繰り返す病気なのです。
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また、この病気は、20代前半から症状があらわれ、普通のうつ病よりも若い方がかかりやすいのです。
そう状態になると、気分がすぐれ気持ちが大きくなります。
なんでも自分は出来るという感覚になります。
なので、そう状態だと病気に気づくことが少ないのです。
うつ状態になると、気分が落ち込みうつ病と同じ症状が出ます。
何もしたくない、などの気分の落ち込みが特徴です。
では、なぜこのような症状が出るのか、その原因は思春期にあります。
思春期にいじめやDVなど強いストレスを感じていた人が多く発症しているのです。
なので思春期とは人にとって大切な時期だということが改めてわかりますね。
現在は薬での治療が進んでいます。
「気分安定剤」という薬を使用し、気分の浮き沈みを無くしていく治療です。そうすることにより、常に一定の気分を保つことができるようになります。
徐々に薬を減らしていくのが、躁鬱病の治療の特徴でもあります。
早めの治療が自分にとってより良いものになるようです。
少しでも気になる方は、一度精神科の先生に診てもらうことをおススメします。