病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
大腸癌は切除できれば再発の可能性は減少しますが、それでも今までと同じ生活を送っていたら再発のリスクは高くなります。
癌細胞ができる原因はいろいろあるものの、生活習慣が一番大きく関わっていますから、まずは規則正しい生活をするようにしましょう。
ただし、食事や睡眠、運動のどれか一つを規則正しくすればよいということではありません。
例えば3食きちんとバランスよく食べたとしても、睡眠がいい加減だったり、運動不足になってはダメなのです。
実は癌細胞は毎日作られていて、それを体が持つ免疫力によって取り除くことで癌化を防いでいます。
免疫力には、食事も睡眠も運動も関わっているので、どれか一つを改善するだけでは再発を防ぐ効果が半減してしまうのです。
ですが、生活習慣をまるごと変えるのは大変ですし、手術後の経過が順調であれば再発への意識も薄れますから、ピンポイントに絞って改善するのも一つの方法です。
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生活習慣の中でも、もっとも重要となるのはやっぱり食事です。
赤身の肉類、動物性脂肪、塩分過多の食事は癌細胞が活性化すると言われていますから、できるだけ控えるようにしましょう。
癌細胞の増加を抑えるには、果物や野菜に含まれる栄養素が効果的なので、野菜中心の食生活にするのが基本です。
また、運動不足で血行が悪くなると代謝が低下して病気になりやすい体になります。
ですので癌細胞を抑える食事を心がけながら、1日10分でも意識して運動をするのも大事です。
いろいろと制約すると生活の変化に対応しにくいですが、この2つを心がけて再発を防ぎましょう。