私の父は、糖尿病から脳内出血をおこして認知症に、なりました。

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憎めないのが認知症

私の父は、糖尿病から脳内出血をおこして認知症に、なりました。


元々父子家庭だったので、お互いに言いたい事をズカズカ言う二人でしたが、病気になってから、薄味の料理とか水分量の管理とかで、イライラして、私のストレスはいつも頂点で愚痴はひどくなって、父も釣られて、酷くなり最悪でした。


でも脳内出血を境に父が倒れ、認知になり入院することになりました。


最初は記憶があったりなかったりで、蛍光灯が、チカチカするみたいな感じ。あるときの方が、うるさくて文句が多くて、退屈なのか、退院の事のみ聞いてきて返答に悩まされました。


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早く記憶がなくなればいいのにと、思ったもんです。


でもたまに、記憶があやふやで私の事を、誰だこいつと言う様子を見せるようになってきてからが、涙あり、笑いありで一番大変で楽しかった。


私は、小学生だったり高校生だったり幼稚園児だったり、その時の父の意識に合わせて、話をしていたが以外と小さい時は機嫌が良く、高校生になると言葉を選んで話しかけてきて、父が思ったより私に気を使っていたのがわかった。


憎めないことに、小さい私を可愛いと言いお父さんと結婚するやろ、と何回も聞いてきたり、お菓子いるかとか、欲しいもは何やとか、御飯美味しかったかとか、きいてくる。


ずっとそんな会話無かったのに、別々の部屋で、同じテレビ番組見てたのに大変で腹が立つけど、憎めない。

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