病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
私の祖母は数年前から認知症を患っています。
最初は年だから仕方ないことなのだと思っていました。
しかし進行していくにつれて、悲しい思いをしていることに私は気づきました。
それは日に日に、私が誰なのかわかりづらくなっていたからです。
その時は名前を言えば思い出すという感じでした。
しかし祖母は思い出した後に必ず、悲しそうな顔をしていました。
孫である私を思い出せないショックがあったのだと思います。
そして祖母はある日、孫である私の存在を忘れてしまいました。
名前を言っても私が誰なのか理解できなくなっていました。
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認知症は本人だけでなく、家族までも苦しめてしまう病気ということをその時痛感しました。
認知症に効果的な治療は、今は存在しません。なので日に日に壊れていく祖母を見守ることしか私たち家族にはできませんでした。
それはとてももどかしく、悲しく、私たち家族を苦しめていきました。
人が変わってしまった祖母でしたが、毎日楽しそうに過ごしていました。
それが私たち家族にとって、大きな救いとなりました。
結果として本人が楽しく日々を過ごすことを私たちは第一に考えています。
今も祖母の認知症は進行していますが、楽しい日々を送れるように手助けしています。