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がん細胞は全身のあらゆる部分に発症する可能性がありますが、普通のがんは自分で発見することはできません。
しかし乳がんは自分でチェックすることで発見出来るただ一つのがんであり、早期発見であればほぼ100%治すことが出来るので、セルフチェックの方法を覚えて定期的にチェックしましょう。
セルフチェックの方法は、乳房を目で見る方法と触る方法があります。
見る方法は、まず鏡の前に立って、乳房の形が左右違いすぎないか、乳頭がただれたり陥没していないか確認します。
次に、乳房におかしなしわやくぼみ、腫れがないかを見てみましょう。
正常な状態であればしわやくぼみなどはできませんから、どんなに小さいものでも見逃さないように乳房の周りをまんべんなくチェックしてください。
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また、乳がんはひきつれも起こるので、両手を上げてみて変にひきつる部分がないかも見てみるといいですね。
触る方法は、指で触ってしこりをチェックします。
触る時に気をつけるのは、指に力を入れないということです。
力を入れると乳腺をしこりと勘違いすることもあるので、人差し指と中指の腹を使って、乳房の表面全体を渦巻きを描くように軽く優しく触ってみてください。
乳がんのしこりはとても硬いので、そっとなでるだけでしこりを発見できます。
また、脇の下の部分に乳がんが出来ることもあるため、手を上げて脇の下のくぼんだ部分も調べてください。
普通の状態を把握していると、少しの変化や異常に気がつくことが出来るので、毎月1回のセルフチェックを習慣にしましょう。