病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
風邪にかかった場合、入浴は控えた方が良いという説と入っても大丈夫という説がありますが、これはどちらも間違いではありません。
肺炎の場合も同様で、大事なのは症状に合わせて入るか入らないかを決めること、そして入り方に注意することです。
まず症状に合わせるというのは、熱が高いか低いか、息苦しさがあるかないかです。
熱が高ければ、入浴することでさらに上がってしまう可能性がありますし、ふらついたりのぼせたりして危険なので入ってはいけません。
ですが熱がなく症状が咳だけなのであれば、逆に体が温まって免疫力が活性化して菌やウイルスを撃退出来ることもあります。
ただし、湯ざめをすると一気に免疫力が低下して、菌やウイルスが活性化してしまいますから、入浴する場合は気をつけてください。
ここで注意したいのは、高齢の方の入浴です。
スポンサーリンク
高齢の方の場合、臓器が弱まっていたり血圧が高かったりすることもあるため、入浴は危険を伴います。
ですので、自分できちんと入れるという場合は熱がなければ問題ありませんが、少しでも不安がある方は入浴を控えましょう。
そして、肺炎のスタンダードな症状である息苦しさがある場合は、基本的には入浴しない方が良いです。
入浴をすると血液の流れが促進されて心拍数が上がるため、動悸によってさらに息苦しくなってしまうかもしれません。
息苦しさの度合いにもよるのですが、ひどい場合は呼吸が困難になることもありますから、息苦しい症状が出ている場合は入浴はしないのがベストです。