インフルエンザの治療のために必要になる医療費用について、内訳などから考えてみましょう。薬品によっても値段はまちまちですが、医師の判断によりさまざまな組み合わせや使い分けで対処することになりますので、チェックしてみましょう。

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治療にかかる医療費は?インフルエンザ診療の料金について

インフルエンザというのは自然に治るものですが、普通の風邪よりも高い熱が出ますし、咳や鼻水などの諸症状も重くなります。


そのため自然治癒を待っていると、免疫力が極端に低下したり、体力の消耗が激しく治りづらくなってしまいます。


もちろん、治らなければその分他の人に感染させてしまうリスクも高くなるので、インフルエンザにかかったら病院で治療を行うのが一般的です。


治療のために費用がかかるのは、初診料、インフルエンザ抗原検査費用、薬剤情報提供料、処方箋代が主な内訳になります。


医療費がどれぐらいかかるかは、症状によって処方される薬が異なるため、一概にいくらということは言えません。


インフルエンザに使われる薬の種類は、大きく分けると3種類あります。


もっともよく知られているタミフルは、オセルタミビルリン酸塩という薬名です。


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インフルエンザの症状が出始めてから48時間以内であれば、ウイルスの増殖を抑制することができるので、症状の緩和や病気の回復が早くなります。


最近処方されることが増えたのがイナビルという薬で、タニナミビルオクタン酸エステル水和物という薬名です。


イナビルは1回の吸入でインフルエンザウイルスを撃退出来ます。


そして、タミフルと並んでポピュラーなのがリレンザで、ザナミビル水和物という薬名の薬です。


リレンザは吸入薬で、粉薬を気道に吸い込ませることでウイルスの増殖を防ぎます。


また、こういった薬だけではなく、予後の回復を促進させる薬や免疫力をサポートする薬などが処方されることもあります。


つまり医療費は医師の治療方針によっても変わるので、安く済ませたい場合は不要な薬の処方は断るようにしましょう。

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