病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
インフルエンザは薬を飲めば症状は治まりますが、だからと言って完全に治っているわけではありません。
インフルエンザを完璧に治すにはウイルスをすべて撃退しなくてはいけないので、そのためには体の免疫細胞の働きを高める必要があります。
免疫機能を活性化するには栄養を摂ることも重要ですが、同じぐらい大事なのが睡眠による休養です。
休養と言っても、睡眠は単に体や脳を休ませるだけではなく、インフルエンザウイルスに対してとても重要な働きをしてくれています。
動物の体というのは、眠っている時に疲労やダメージを修復したり回復したりします。
その働きをしているのが、睡眠中にしか分泌されない成長ホルモンです。
成長ホルモンは傷ついた細胞をメンテナンスしてくれるホルモンで、ウイルスに攻撃されて弱った細胞を修復してくれます。
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また、眠っている間にはウイルスへの抵抗力が強化されるので、増殖を防いだり症状を緩和させてくれます。
ですが眠りが浅かったり、しょっちゅう目が覚めたり、長時間寝ても疲れが取れないような睡眠ではこのような働きは得られません。
インフルエンザを完璧に治すには、質の高い睡眠を取る必要があります。
そのためには、眠る1時間前には視覚や聴覚への刺激を避けて、リラックス出来る環境を作らなくてはいけません。
興奮状態のまま寝ると質の低い睡眠になってしまうので、軽いストレッチをしたり静かな音楽を聴いたり、明りを落としておきましょう。
穏やかに眠りに入れる環境を作れば質の高い睡眠が取れるので、これが完璧に治す睡眠の取り方のポイントです。