病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
糖尿病には2種類あると言われています。
1型は遺伝的原因によるもので糖尿病患者の1割~2割程度とのことです。
そして残りの多くは生活習慣が原因で糖尿病へと移行していく2型と言われています。
私の父の場合、まさに長年の生活習慣から糖尿病へと進行していったパターンでした。
私の記憶では若いころの父は痩せていましたし、体力仕事もしていましたので実に健康的でした。
それが私たち子供が中学生になるころからでしょうか、だんだんと太り始めたのです。
あのころ確か父は急にアイスクリームに目覚め始めたのです。
なんでも「俺の若いころはこんなものは贅沢品でめったに口にできるものではなかった。」とか。そういっては風呂上りなどに毎日2個ほど食べていました。
スポンサーリンク
それからだんだんと太り始め動きも緩慢になってきたように思います。
そんな生活を20年も続けたでしょうか。やがて父は紛れもなく糖尿病になってしまいました。
糖尿病になると適切な治療をしなければ、やがて腎臓の機能に影響をきたし小便が出難くなったりします。
糖尿病が進行しているということは同時進行で脂肪肝になっている可能性も高く、そうするとやがて肝硬変、肝がんへと移行する恐れもあります。
父の場合、重い腎臓障害に陥りやがて多臓器不全となり他界してしまいました。
どこかで歯止めをかけられなかったのかと今でも悔やまれます。
糖尿病はそれ自体には自覚症状がないため放置されやすい病気です。
周りが気を遣い、定期的に病院で治療を受けさせるようしなければなりません。