病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
自律神経失調症の一番の原因となるのは精神ストレスですが、他にも温度や湿度など環境ストレス、体の歪みによるストレス、そして栄養の偏りによる化学的ストレスも関係しています。
食事は空腹になったり、食欲という欲求が起こることによってするものですし、栄養は体の健康維持と言うイメージしかないかもしれません。
しかし、欲求のままに暴飲暴食をしたら胃に負担がかかり、それがストレスになります。
また栄養が偏ると健康を損なうだけではなく、抗ストレス作用がうまく働かなくなったり、体調不良が起こってストレスが溜まり自律神経失調症を引き起こすことがあるのです。
そのため、逆にきちんとした食事や特定の栄養素を摂ることで自律神経失調症の症状を和らげることもできるのです。
スポンサーリンク
まず食事に関しては、油分や糖分など消化に悪いものを食べ過ぎないようにしましょう。
どちらの栄養素も適量であれば問題ないのですが、例えばとんかつや唐揚げ、牛丼、ファーストフードなどを頻繁に食べていると過剰摂取になります。
手軽にお腹を満たそうとすると、ついこういった食事になってしまいますが、肉や魚、野菜、穀物類をバランス良く摂るようにするのが大切です。
そして自律神経失調症に効果があると言われているのは、神経のバランスを整えるビタミン類とミネラルです。
特にカルシウムは精神を安定させる働きを持っていますし、ビタミンCはストレスを緩和する効果があります。
ただビタミンやミネラルにはたくさんの種類があり、相互に働きを助け合っているので、できるだけたくさんの種類を摂るようにしましょう。