私がうつ病になったのは、社会人になったばかりの時でした。

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新社会人とうつ病

私がうつ病になったのは、社会人になったばかりの時でした。


初めての土地、初めての一人暮らし、初めての人たち、そして初めての社会………


そういった『初めて』だらけだった私は思うように動けず、ミスを連発し、空回して怒られました。


怒鳴られることもしばしばありました。


こういうサイクルがひたすら続いて、周りから『使えない奴』と言われているのには薄々気づいていましたが、それでも何とかついて行こうと、必死にもがきました。


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でもある日、仕事中に勝手に涙が溢れ出たんです。


仕事中にもかかわらず、一人で泣いていました。


徐々に、『ああ、私は使えない人間だ』と自責するようにもなりました。


常に頭が真っ白で、物事を考えたり決断したりすることができなくなりました。


また、その時から朝起きるのが苦痛になり、遅刻することが増えました。


やがて、症状を上司に相談したところ「もしかしてうつ病じゃないか?」と言われたのをきっかけに、私は近くの病院の精神科を受診し、そこでうつ病であること告げられました。


幸い、上司がうつ病に理解のある人だったので、私は休養期間をもらって実家に帰り、家族の支えを受けてうつ病を治して、仕事場に復帰してます。


周りからは「人が変わった」と言われました。


うつ病になってから一年近く経ちますが、まだ投薬と診療を続けています。


うつ病は甘え、何て言われたりしますが、決して甘えではありません。


必死に頑張ろうとした末にうつ病になるんです。


そしてその治療には家族や周りの支えが必要だと思います。


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