最近よく耳にするうつ病と言う病気、実際にはどんな病気なのでしょうか?

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うつ病の種類と自殺

最近よく耳にするうつ病と言う病気、実際にはどんな病気なのでしょうか?


実はうつ病は3種類に分類することができます。


一つ目は大うつ病です。


これはいわゆる私たちが想像する普通のうつ病のことで、憂うつな状態が長期間続きます。


大という文字が使われていますが、症状が重いことを指しているわけではありません。


症状が重いうつ病は重症うつ病と言います。


二つ目は双極性障害と呼ばれるものです。


このタイプでは憂うつな気分になるうつ状態と気分が高揚する躁(そう)状態が繰り返し起こります。


うつ状態では大うつ病と同じようにも見えますし、躁状態では元気になったようにも見えるので、適切な診断を下すのが難しいと言われています。


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三つめは気分変調症です。


このタイプは大うつ病のようにものすごく気分が落ち込んだりすることはないのですが、軽度のうつ状態が長期間続きます。


若者に多く発症しており、はたから見れば症状がひどいようには見えないため、性格の問題ではないかと言われてしまうこともあります。


また、うつ病で一番気を付けなければいけないのが自殺です。


患者はうつの状態では、自殺をする気力もありません。


しかし、症状が回復するにしたがって、死にたいという気持ちが湧いてきて、すぐに行動に移してしまうのです。


患者に自殺念慮がある場合には直ちに専門医の指示を仰ぎ、適切な治療を受けることが大切です。


アルコールは患者の判断能力を奪い自殺のリスクを高めるので、家族や周囲の人は患者がアルコールを口にしないように注意することも重要になってきます。

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