病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
ストレスは万病の元とも言われ、動脈硬化や生活習慣病を引き起こす要因となります。
しかしストレスが与える悪影響は体だけではなく、心にも大きな負担を与えますから、こまめに解消するのはうつ病の予防にもつながります。
現在、うつ病の一番の原因と言われているのがストレスです。
ストレスには精神的ストレス、構造的ストレス、科学的ストレスなどいくつかの種類がありますが、直接うつ病に関係しているのは精神的ストレスになります。
精神的ストレスは、対人関係や多忙、不幸な出来事、仕事や受験などの失敗などによって受けるストレスです。
ただ、体の歪みなどの構造的ストレス、栄養不足や化学物質などによる化学的ストレスも脳にダメージを与えますから、間接的なストレスの原因です。
ストレスがうつ病の原因になるのは、神経伝達物質の働きを低下させたり、機能の回復や修復を阻害するからです。
スポンサーリンク
ストレスを受けると交感神経が活発になりすぎて、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
自律神経というのはホルモンの分泌や血液の流れをコントロールしていますが、神経伝達物質の分泌にも関わっています。
神経伝達物質の分泌量が減少すると、精神や体のダメージや疲労を脳に伝えられなくなるため、回復や修復が滞ってしまいます。
そのため考え方がマイナス思考になってしまい、その影響でさらに精神と体が疲弊していき、結果的にうつ病を引き起こす要因となるのです。
だからこそ、ストレスはこまめに解消することがうつ病の予防にとても大切なのですね。