大腸癌が発覚し、ステージ3だと言われ愕然としたのを覚えています。

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大腸癌を乗り越えて

6年前の冬、なんとなく大便が残っているような気持ち悪い感覚に襲われました。


その時は気にしていなかったのですが、何度も繰り返すうちに症状の間隔が短くなり、その1年後の冬には、トイレにずっと座っているような状態でした。


ちょうど娘が生まれたばかりで、面倒を見てあげたいのになかなかそうもいかず、とても辛かったです。


次第に出血するようになり、流石におかしいと思い病院に行きました。


そこでは、はっきりはわからないけれど、しこりがあるので大きな病院で再度検査を受けてみてくださいと言われました。


そしてそのまま私は癌センターに入院する事になったのです。


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大腸癌が発覚し、ステージ3だと言われ愕然としたのを覚えています。


手術には13時間かかり、先生が尿管の方をきれいに剥がしてくれたおかげで、大便の方の人工肛門だけで済みました。


尿までだと本当に大変だと聞いていたので、不幸中の幸いでした。


それから退院した後は、不慣れなストマーの交換などで肌が赤くなり、痒くて痒くて辛かったです。


また、体重が半分になってしまった事で、ふらふらな状態でした。

                                                                            

そんな生活にも少しずつ慣れていき、今でも元気に暮らしています。


ステージ3と言われていましたが、先生がリンパからきっちりと剥がしてくれたのと、抗がん剤が効いたおかげか、すっかり治りました。



1度は死んだつもりで過ごしてきたので、本当にあっという間の5年間でしたが、命の大切さを改めて感じさせる体験をしたと思います。

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