数年前の夏、父が『肺炎』で入院しました。

健康ナビ

病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。

▼MENU

『肺炎』は風邪とは異なる病気、自己判断は危険を招きます。

数年前の夏、父が『肺炎』で入院しました。


当時の父には、咳や発熱の症状がありました。


ただ、暑い日が続いておりましたので、きっと汗をかいたまま放置したせいで、“夏風邪”をひいたのでは…と自己判断し、市販の風邪薬で様子をみておりました。


しかし、薬を服用して3日程経っても症状は好転せず…。


38度位の熱が続き、胸の痛みも訴え、呼吸が浅くなり、苦しくて目をつむったままの時間が長くなり、まさにぐったりした状態…。


夜になると更に悪化し、熱を計ってみると40度を超え、声を掛けても反応が無くなってしまいました。


意識が無い…これは大変…と思い、救急車を呼び病院へ向かいました。


スポンサーリンク

<script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script> <script> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); </script>


病院に到着後、胸のレントゲン、心電図、血液採取など、いろいろな検査をしましたが、父は目をつむったままです…。


検査の結果、『肺炎』との診断。レントゲンの画像を見ると肺に、もやのようなものがありました。


そして、心電図では不整脈、血液検査の結果にも異常があり、高熱が続いたせいか、脱水の症状も認められました。


また、指に器具を付けたところ、酸素の数値が低い値。これは、肺の機能が低下し、きちんとした呼吸が出来ていないのが原因。


医師に「意識が無いのは脳への酸素の供給が不足している為で、このままの状態が続くと危険な状態…」と説明され、即、入院することに…とても不安でした…。


すぐに、酸素マスクをし、抗生剤の投与と水分補給の点滴を開始しました。


目を開けてくれたのは2日後、本当に嬉しかったです…。


その後も、肺や心臓、血液状態、等、経過を診ながらの治療は続き、2ヶ月後ようやく退院することが出来ました。


全ては『肺炎』を“風邪”と自己判断してしまったのが原因。


『肺炎』は重症化すると命を落としかねない怖い病気だと実感しました。


自己判断は危険を招きます。お気を付けください。

スポンサーリンク