病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
肺炎は状態によっては治すことも可能ですが、死亡原因の上位に入るぐらいとても死亡率が高い病気です。
肺炎で死ぬというイメージはないかもしれませんが、重症化すると命に関わります。
もともと健康であれば重症化することは少ないものの、人によっては重症化しやすいことがあるので注意しましょう。
重症化しやすい方の特徴は、年齢に関わらず免疫力が低いということです。
免疫力とは簡単に言うと体を守る力のことで、免疫細胞が働いてくれるからこそ、人間はあらゆる細菌やウイルスに感染するのを免れています。
免疫細胞にはいくつかの種類があり、異物を発見する、情報を伝える、体内に侵入した異物を攻撃するなどそれぞれの役割を持っていて、これらが連携して働いています。
この免疫細胞の働きが衰えると、病原菌などが体内に蔓延してしまうため病気になるのです。
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肺炎もウイルス性の病気ですから、免疫力が低いと病原菌が体内を侵食して症状を悪化させて重症化するのです。
免疫力というのは、加齢とともに低下していくため高齢者の方は重症化しやすいと言えます。
ただし、単に加齢だけで衰えるのではなく、睡眠不足や栄養バランスの悪い食事など不規則な生活習慣でも衰えます。
免疫力は目に見えないので確認するのは難しいですが、風邪をひきやすかったり、慢性的に体調が優れないという場合は例え若くても免疫機能が低下している可能性があります。
免疫力は細菌やウイルスに対する砦ですから、この砦が崩れていると肺炎が重症化しやすいので気をつけましょう。