油といえば消化に悪いものですが、オリーブオイルだけは例外なのです。油をオリーブオイルに変えた場合の体への影響の変化や、そのほかのメリットなどをご紹介しています。オリーブオイルへの変更を検討している方はチェックしてみましょう。

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オリーブオイルが逆流性食道炎の予防に有効なのか?その理由とは

基本的に、油は消化に時間がかかって胃の内容物を長時間溜め込まて逆流性食道炎を発症する原因となるので、摂りすぎないように注意しなくてはいけません。


ですがオリーブオイルだけは例外で、普通の油をオリーブオイルに変えただけで逆流性食道炎が治ったという方もいます。


ですので逆流性食道炎になっている方はもちろん、予防したいという方にもオリーブオイルはとても有効と言えます。


オリーブオイルがどうして逆流性食道炎に良いのか、ということははっきり解明されていません。


ただ、オリーブオイルは下部食道括約筋を緩めないことが分かっています。


油の種類によっては、特に衰えていない下部食道括約筋であっても、摂取するだけで緩めてしまうことがあります。


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油の摂取によって胃の内容物が増える上に、胃酸の逆流を防ぐ働きをしてくれる下部食道括約筋が緩んでしまったら、逆流性食道炎になるリスクは格段に高くなります。


しかし、オリーブオイルには下部食道括約筋を緩める働きはないので、逆流性食道炎の予防に効果的なのです。


また、オリーブオイルは便をなめらかにして便秘を改善する効果があります。


便秘になると腸がどんどん膨らんでしまうため、胃も圧迫されるようになります。


この状態を放っておくと過度の腹圧がかかって、胃酸が大量に逆流してしまうのですが、オリーブオイルで便秘を解消すればこのような状態を改善できます。


このように、オリーブオイルは逆流性食道炎の原因となる下部食道括約筋や便秘に働きかけてくれるので、予防の効果が期待できるのですね。

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