"認知症"という病名を耳にしたことのある方はとても多く、知らない方がいない程です。

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意外と知られていない、認知症の症状とは

"認知症"という病名を耳にしたことのある方はとても多く、知らない方がいない程です。


しかし、その症状まできちんと知っている方は意外と少ないのです。


そこで今回は認知症の症状についてお伝えしていきますね。


まず、認知症の方にはほぼ必ず見られる症状がいくつかあります。


【記憶障害】


物忘れが酷いのだと見過ごされてしまうことも多いのですが、前に言ったことを覚えていなかったり、直前の食事を忘れてしまっていたりといったことが挙げられます。


【見当識障害】


今日の日付、曜日が分からなくなってしまったり、ご近所さんなど知り合いの顔が分からなくなってしまうといった症状です。


自分が今いる場所が分からなくなってしまうことも珍しくありません。


【判断力低下】


「判断力なんて分からないじゃないか」と思われた方もいらっしゃるかと思います。


しかし、真夏の暑い日にニットのセーターを着ていたらどうでしょう?


流石におかしいと思うはずです。


暑い寒いの判断間違いや人間違いなどが起こる、これが判断力低下なのです。


次に個人差のあるものですが、代表的なものを2つピックアップしますね。


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【盗られ妄想】


物盗られ妄想とも呼ばれますが、何か物がなくなった、お金がなくなったというような妄想を指します。


勿論、本当になくなっている場合や、場所を移したことを忘れているだけの場合もありますが、いつもと同じ場所にいつもと同じだけの量や金額があっても、「そんなはずはない、いつももっとあるんだから」と主張することが多いようです。


その後、「あの人がやったに違いない」と犯人を断定することが多いようですが、あまり真に受けないで話半分に聞いておいた方が良いでしょう。


【被害妄想・幻覚】


こちらも多く見られるもので、「座布団の下から虫がいっぱい出てきた」など、実際には起こっていないものを「こういうことがあった」と言い出すことがあります。


また、ただ挨拶をしてきただけの相手や、実際には会っていない相手が自分に危害を加えようとしたなどと言い出す場合もあるようです。


こちらも、真に受けて聞いてはいけませんが、否定してしまうと認知症患者の神経を逆撫でしてしまうこともあるため、"事実ではない"という冷静な部分を持ちつつ、穏やかに優しく話を聞いてあげることが重要です。


家族など認知症患者のケアをする方がノイローゼになってしまうケースも多く見られます。


一人で我慢するのではなく、他の家族や医師に頼って、認知症患者のケアをする方達のケアも忘れてはいけない重要なことですね。


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