病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
子供は、バイ菌によって病気になる危険性をきちんと理解出来ないので、大人よりもノロウイルスにかかるリスクが高いと言えます。
また、集団で行動をすることも多いですから、これもノロウイルス感染のリスクを高めます。
子供のノロウイルスの感染症状は大人と同じで、微熱の発生から嘔吐、下痢などが挙げられます。
ですが、こういった症状は子供だからと言って重症化することはありませんから、特に心配する必要はないでしょう。
もともとノロウイルスには有効な治療薬というのはなく、病院で治療をするとしても対処療法しか行いません。
逆に、薬を使って無理に下痢や嘔吐を止めてしまうと、体内にウイルスが長期間残ってしまい治りづらくなってしまいます。
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それよりも子供のノロウイルスが危険なのは、脱水症状になることがあるからです。
下痢や嘔吐が続けば、当然ですが水分もどんどん失われてしまいますから、ノロウイルス症状が出ている間は普段よりも多めに水分補給しなくてはいけません。
しかし、ひどい吐き気があったり腹痛が起こっていると、子供は水分を摂りたがらないため脱水症状になりやすいのです。
経口による水分補給は本人が「飲む」という意志がないと出来ませんから、どうしても子供が拒否する場合、もしくはひどい脱水症状の場合は入院して点滴で補給する必要があります。
このような状態にならないためにも、ノロウイルスに感染したら早い段階から水分をこまめに与えるようにして、脱水症状を事前に防ぎましょう。