病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
ノロウイルスは乾燥に強く、生命力も高いため流行し始めると感染確率が格段にアップします。
感染を防ぐには、とにかく衛生管理を徹底することが重要なので、その方法をしっかり覚えておきましょう。
衛生管理の方法は、大きく分けると手洗いうがい、食材の加熱調理、キッチンの殺菌です。
ノロウイルスは人からの感染が一番多い経路なので、手洗いとうがいはこまめに行ってください。
また、どちらもささっと済ますだけではウイルスを取り除けないので、しっかり行う必要があります。
手を洗うときには必ず石鹸を使い、指先と爪の間、指と指の間、手のしわから手首までをきちんと洗います。
うがいをするときには、うがい薬を使い喉の奥の方まで洗うようにして、最低でも5回はまんべんなくゆすいでください。
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次に食材やキッチンですが、感染者が調理をするとあらゆる部分にウイルスが付着する可能性があります。
また汚染された二枚貝を使用する場合、そこからウイルスが他の食材や調理器具に付着することもあります。
ノロウイルスが流行している時は、感染者がいなくても外から衣服などに付いてきてしまうこともあるので、食材は90度以上まで加熱すること、調理台や調理器具はすべて塩素系消毒剤で殺菌しておきましょう。
家族に感染者がいる場合には、吐瀉物などの処理や掃除の時は手袋をすること、トイレや浴室、吐瀉物の飛沫が飛び散っている可能性のある場所は消毒スプレーをすることを徹底しましょう。
衣類やリネンの洗濯も手袋を使い、塩素系の漂白剤で除菌しながら洗い、しっかり乾燥させてください。