ノロウイルス食中毒を予防するためには、調理方法の工夫が必要となります。食材からの感染というのも感染経路としてありがちなので、注意が必要となるのです。ノロウイルス死滅の温度や調理法について詳しくご紹介しているのでチェックしておきましょう。

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ノロウイルスの食中毒を予防するための調理方法をご紹介

ノロウイルスの感染経路の一つに、食材からの感染があります。


食材から感染する場合は、海水のプランクトンを主食とする牡蠣などの二枚貝を生で食べることによるもの、またはウイルスが付着した食材を食べてしまうことで起こります。


ですのでノロウイルスを予防するには、食材の調理方法にも留意しなくてはいけません。


まず、二枚貝はもちろん他の食材であっても十分に加熱調理することが必須です。


一般的には生牡蠣に気をつけなくてはいけないと言うイメージがありますが、最近は寿司やサラダ、お刺身、和物などを食べてノロウイルスを発症する例も多くなっています。


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もちろんオールシーズン生物を食べない方が良いわけではありませんが、それでも生の状態でたべるのはノロウイルスの感染リスクを高めるので、流行している時は生の食材は控えましょう。


また、ノロウイルスは少し加熱するだけでは死滅しないため、牡蠣であれば85度以上で90秒以上、カキフライなら180度の油で5分以上は加熱をしなくてはいけません。


他の食材は付着の可能性が少ないですが、徹底するには90度以上でしっかり加熱調理を行いましょう。


そして、牡蠣を扱う場合は、他の食材にウイルスが感染らないようにすることも肝心です。


牡蠣を洗ったお水がかからないように注意したり、包丁やまな板も共用しないようにしてください。


基本的には他の食材と分けて調理をすること、一緒に調理する場合でも牡蠣を扱った調理器具はしっかり除菌してから使いましょう。

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