肋間神経痛といえばさまざまな原因が考えられ特定が困難とされていますが、ストレスはもっとも深く関わっていることがわかっています。ストレスが与える筋肉や骨、神経への影響や、注意しておきたいポイントなどを掲載している記事です。

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ストレスが深く関係している肋間神経痛の特徴について

肋間神経痛の原因は特定が難しいと言われていますが、現代人の場合だとストレスがもっとも深く関わっていることが分かっています。


人間には抗ストレスという機能が備わっているため、ストレスを感じると体の中でそれに抵抗するための防御反応が起こります。


その反応の一つが筋肉の緊張です。


体を硬く強張らせることでストレスによるダメージを軽減させようとするのですが、この緊張が神経を圧迫するのです。


上半身には広背筋や脊柱起立筋、僧帽筋、三角筋、ひし形筋などいろいろな筋肉があります。


普通の状態であれば、これらの筋肉はきちんとバランスが保たれるので、特に痛みが起こることはありません。


しかしストレスを受けて体が緊張すると、筋肉がアンバランスになって柔軟性がなくなり、硬くなった筋肉が神経を圧迫して肋間神経痛が引き起こされます。


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ストレスによる肋間神経痛は、一時的な鋭い痛みというよりも筋肉の周りがひりひりしたり、骨がじくじくしたりしてじんわりと痛みが続くのが特徴です。


ただし、過度のストレスがかかったり、長期間ストレスが溜まった状態だと、いきなり激痛が走ることもあります。


ストレスが原因の肋間神経痛は、しばらく痛みが続いても自然に治ることが多いのも特徴といえるでしょう。


そのため放置してしまいがちなのですが、原因となっているストレスが続く限りは再発する可能性が高いのも事実です。

肋間神経痛に限った事ではありませんが、原因を取り除かない限り痛みが完治することはないですし、さらに症状が悪化することもあるのでストレスを溜めないようにしましょう。

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