病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
『自律神経失調症』という病気を聞いたことがありますか?
わたしは数年前からめまいや立ちくらみ、吐き気、倦怠感など様々な体の不調がありました。
とうとう耐えきれずに病院へ行くと、『自律神経失調症』であると診断されました。
尿検査や血液検査などでは何の異常も見られなかったのです。
実は、自律神経失調症にはコレと言った『診断基準』がないそうです。
たとえば、『胃に穴が開けば胃潰瘍』というようなものがないのです。
明らかに体調不良があるにも関わらず、医学的観点から異常がないものをまとめて自律神経失調症とよんでいます。
ですから、自律神経失調症の症状も多種多様です。
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わたしのようにめまい、立ちくらみ、吐き気、倦怠感の他、頭痛、腹痛、食欲不振、動悸など数えきれません。
他の病気の症状と似ているもの(たとえば、腹痛や吐き気、食欲不振などは胃炎の症状でもあります)もたくさんありますので、これらの症状が当てはまる=自律神経失調症、というわけではないと思います。
そして、自律神経失調症の最も厄介なところは改善策がないということです。
病気を治すためには『原因』が分からなければなりません。
原因をたたくことによって症状は改善していくのですが、自律神経失調症の場合はこの『原因』がはっきりしないことが多いのです。
ホルモンバランスの乱れやストレスなどの『精神的』なものが関係していると言われていますが、これらは単に薬で治すのは難しいですよね。
本当に苦しくて辛い自律神経失調症、治すには規則正しい生活が大切なのだそうです。