病気の原因や症状、対策など、健康について配信します。
私の母は、糖尿病になって30年以上も経つので、身体のあちらこちらに、合併症を起こしています。
食べることが大好きで、食べ過ぎては後悔して極端な食事制限をし、今度は低血糖を起こして倒れるということを繰り返しています。
そんな母に表れるようになった合併症の一つで、痛々しいのが、「糖尿病性神経障害」です。
包丁やフライパンやお皿など、ちょっとした物が握れなくて落としてしまいます。
ドアの取っ手を握ろうとすると、ピリピリとした激しい痛みが走り、トイレに入って下着を下ろすのにも、手が痛くて痛くて一苦労のようです。
はじめは、整形外科で痛み止めの注射をしてもらっていましたが、糖尿病からきていることに気がついてからは、(注射は一時的なものでしかないので)注射や痛み止めの薬を服用することが怖くなり、我慢しています。
ネットで調べてみると、手先の疼くような痛みや、ピリピリ、チクチクした痛みは、指先の末梢神経が破壊されることによって起きる症状のようで、壊れてしまった神経は治らないということ。
温泉に入ると少し痛みが和らぐようで、温泉にはよく行きますが、何をするにも手先が痛くて使えないというのは不自由で、可哀相に思います。