肺炎が他人に伝染するのかどうか、またどのような経路で伝染するのかを掲載している記事です。他人へ感染してしまうタイプの肺炎の種類や、感染してしまう経路について明記しています。肺炎の患者と接触する機会がある方はぜひ覚えておきましょう。

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肺炎は伝染してしまう?伝染する肺炎の種類と感染経路とは

あまり知られていませんが、実は肺炎の種類によっては風邪などと同じように伝染してしまいます。


もちろんすべてが伝染するわけではないものの、伝染する肺炎と伝染しない肺炎があるので、肺炎患者と接する時には注意しなくてはいけません。


伝染する肺炎というのは、肺炎を発症するウイルスや細菌を持っているタイプです。


具体的な疾患名を挙げると、マイコプラズマ肺炎やインフルエンザ肺炎、近頃よく耳にする肺炎球菌、数年前に世界中で流行したSARSなどがあります。


このように、伝染する肺炎にはいくつもの種類があるので怖いかもしれませんが、感染経路を知っておけば自分で感染を予防出来ます。


伝染する肺炎の感染経路は、風邪やインフルエンザと同じで咳などによって唾液が飛び散ることで移る飛沫感染が主流になります。


咳をすることで飛び散る唾液は、目には見えませんがかなり広範囲に広がります。


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ある調査では、電車でマスクなども付けずダイレクトに咳をした場合、その車両全体に唾液が飛ぶとも言われています。


この唾液を吸うことで感染するため、風邪が流行っている時などは自分でしっかりマスクをつけましょう。


ただし感染経路は飛沫感染だけではなく、気道にインフルエンザウイルスが感染することでインフルエンザ肺炎になりますし、常在菌である肺炎球菌は免疫力の低下で感染します。


他にも動物を触った手から菌が体内に侵入し感染することもありますから、マスクだけに頼るのではなく、普段から手洗いやうがいを徹底して菌の付着による感染を防ぐようにしてください。

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